近畿の新築マンションは平均5,453万円。価格は上がっても、売れ行きには変化が
「マンションが高くなった」という話をよく聞きます。実際の数字はどうなのか、2026年上半期(1〜6月)の近畿圏の新築マンションの動きを見てみます。
近畿圏の数字
- 平均価格:5,453万円(前年同期より5.7%上昇)
- 1平方メートルあたりの単価:98万円(2.1%上昇)
- 契約率:71.7%(前年同期は77.1%)
- 6月末の販売在庫:3,245戸(前年より697戸増加)
価格は上がっていますが、契約率は下がり、売れ残りは増えています。「高くても売れる」という勢いには、少し変化が出てきたと見ることもできます。
大阪市だけで見ると
大阪市の平均価格は4,813万円で、前年同期より2.9%下がりました。ただ、1平方メートルあたりの単価は115.9万円で、ほぼ横ばいです。平均価格は、売り出された部屋の広さや場所によっても変わるので、平均が下がったからといって、同じ条件の部屋が安くなったとは言えません。
売る方・買う方へ
新築の数字は、中古の相場を考えるうえでの参考の1つです。ただ、ご自宅の価値は、場所や階数、建物の状態によって大きく変わります。全体の数字だけで売りどきを決めるのは難しく、同じマンションでも、階や向き、部屋の状態で見方が変わることがあります。ご自身の暮らしの予定と合わせて考えるのがよいと思います。